打ち寄せる青い波「青海波」は吉祥文様
同心円の弧が、鱗状に広々とした大海原を思い起こしてしまう自然の情緒をたたえた文様。
同心円の弧が、鱗状に広々とした大海原を思い起こしてしまう自然の情緒をたたえた文様。
八角形の紋に四角形を間に入れて繋いた文様の「蜀江文様」
丁子、花輪違い、鍵、宝巻、金嚢・巾着など縁起の良い物を集めた「宝尽くし」
衣装には亀甲文様に巴藤の文様でまとめ上げた華麗な雛人形です。
衣装には七宝から生まれた「小葵」、「七宝」を地紋に取れ入れた吉祥文様の気品高い雛人形です。
小葵の地紋に鳳凰の丸の文様と格調高い親王飾りです。
雲に因んだ平安時代から貴族気の衣装に使われた「雲立涌」
衣装は雲立涌に松喰向鶴の有職文様で気品高い雛人形です。
ここ埼玉では雨を打ち払うような晴天の梅雨晴れが続きます。
梅雨はどんよりとした曇り空です。
ところで六月の「雲」といえば積乱雲ですが、ここでは雲の形を「瑞雲」としてとらえた
文様を見てみたいと思います。
目出度い気が湧き上がる「瑞雲」が鎧の大袖に見事な金物が施されています。
渦巻く雲の躍動感を感じます。