櫛引八幡宮 国宝鎧を鑑賞

『茅の輪くぐり』の神事が執り行われる頃青森県八戸市一宮 櫛引八幡宮に行きました。

神社の境内には茅で作った大きな輪が設置されていました。櫛引八幡宮 茅の輪くぐり

その大きな輪を私たちはくぐるのです。

『茅の輪』を腰につけた人は疫気を免れるとされ、古くより『茅の輪』に災厄を祓う力があると考えています。

もちろん私もくぐってまいりました。

 

 

さて、つぎはいよいよ『国宝館』での国宝鎧の鑑賞です。

『国宝・赤糸縅』

大袖と兜には菊一文字の飾り金物があり、『菊一文字の鎧兜』ととしてあまりにも有名です。

鎌倉末期の方式による典型的な鎧で、装飾された菊まがき金物の意匠は精妙をきわめ、技法もまた竣勁微密であって、鎌倉時代金工芸術の特徴をもっともよく発揮している。

春日大社の『赤糸縅鎧(竹に雀虎金物付)とならんで、装飾金物の豪華な点において現存中甲冑の双璧とされる。

★ 櫛引八幡宮のパンフレットから引用

『国宝・白糸縅褄取鎧』

この鎧は、大袖、草摺などを紫、黄、萌黄、紅糸などで褄取して白糸で威し、白糸を基調とした絵革の唐獅子牡丹文に、金具類を鍍銀しているところから、『卯の花威』ともよばれている。

兜は黒漆塗の鉄板を矧ぎあわせ、前後左右に鍍銀の板金を張った三十八間四方白の星兜であり、鍬形はないが八の正面の鎬垂が堂々たる風格を示している。

 

 

雛人形・五月人形・破魔弓・羽子板・人形のまち岩槻 小木人形

雛人形・五月人形は人形のまち岩槻 小木人形

(岩槻工業団地内) 赤ちゃん授乳室完備

人形のまち岩槻 『初山』

7月のはじめというのは、雨もあったり、半ばにもなると梅雨が明け、まさに暑い夏を迎えます。

夏至から数えて11日目は『半夏生(はんげしょう)』という。

今年は7月2日。

この日は、毒気が天から降るといういわれから、野菜などの青物を食べないとか、井戸の水を汲まないという習わしがあったようです。

かつてはこのころが田植えを終える頃です。

ところで、今年は私たちの心のよりどころとしている富士山の世界文化遺産登録をいただきました。

その記念すべき富士山の山開きの日、7月1日には人形のまち岩槻で500年の伝統の『初山』が富士浅間神社でとりおこなわれました。

この一年間に生まれた赤ちゃんの無病息災を祈念して浅間神社に参拝いたします。

赤ちゃんの額には朱印を押して頂きます。←←

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