重陽の行事 「菊の被綿(きせわた)着綿(きせわた)」

大宮八幡宮 社報103号より

旧暦で言う九月九日は、新暦では十月半ば頃に当たり、菊の花盛りの頃です。

菊は秋の代表の花となっています。

春は、夏は、秋は、冬は四君子に挙げられます。

「菊の被綿(きせわた)着綿(きせわた)」重陽の行事

菊の露は長寿の薬効とされ、陰暦九月八日に菊の花に綿を被せて置き、翌九日、夜露を染み込ませた綿で体を撫でると、老いを拭い去るというものです。

大宮八幡宮

〒168-0061  東京都杉並区大宮2丁目3−1

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日本の唱歌 「いなかの四季」 秋の風情

今では見られない日本の田舎の風景

道をはさんで畠一面(はたいちめん)に

麦は穂が出る 菜の花盛り

眠る蝶々 飛び立つひばり

吹くや春風 たもとも軽く 菜の花盛り

あちらこちらに桑つむ乙女

日まし日ましに はるごも太る

 

ならぶ菅笠 涼しいこえで

歌いながらに植え行く早苗

ながい夏の日いつしか暮れて

かえる道々あと見返れば

葉末(はずえ)葉末に夜つゆが光る

 

二百十日も 事なくすんで

村の祭りの太鼓がひびく

稲は実がいる 日よりはつづく

刈って ひろげて 日に乾かして秋の風物詩 案山子

もみに仕上げて 俵につとめて

家内そろって 笑顔に笑顔

 

そだを折りたく いろりの側で

夜はよもやま話がはずむ

母がてぎわの大根なます

これがいなかの年こしざかな

棚の餅ひく 鼠の音も

更けて 軒端(のきば)に雪降り積もる

 

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雛人形の文様 鴛鴦文

皇太子さまは鴛鴦の丸文様に黄丹色の御袍です。人形のまち岩槻 小木人形 雛人形の文様 鴛鴦の丸

鴛鴦(おしどり)

雄を鴛(えん)、雌を鴦(おう)といいます。

鳥類の中で鶴につぐ吉祥文様。

鴛鴦は雄雌が仲がとても良く常に一緒にいることから夫婦和合に例えられています。

 

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秋草 薄(すすき)

秋草の一つ「薄(尾花)

萩が花尾花葛花撫子の花女郎花また藤袴朝顔の花

(はぎのはな おばな くずはな なでしこのはな

おみなえし また ふじばかま あさがおのはな)

山上憶良「万葉集」]

薄の穂がもう白く風に揺れて秋を思わせる頃となってしまいました。

秋草は決して華やかなものではないでしょうが、静寂を感じるものがあります。

心を落ち着かせて下さると思います。

これからはいろいろと秋草を見かけることができますので、是非、散歩を楽しんでみてください。

 

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「露ほど」のという粋な感性を楽しみましょう ♪ 

 鹿

日本では奈良の春日大社の神鹿など鹿への信仰があります。

奈良 鹿  人形のまち岩槻小木人形秋の風物として紅葉や秋草とともに文様とされています。

夏の着物で鹿と紅葉の文様をあしらった帯の和服姿の女性をこの盛夏にみかけました。

季節を先取りして涼感を感じさせてもらえる粋なものでした。

秋と言えば九月・十月・十一月の三月をさします。

九月八日は草木に露が宿り秋の気配漂う「白露」です。

夏から秋へ移り変わります。

活発な季節から静かさを味わうとっておきの季節を楽しみませんか。

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重陽の節句 後の雛(のちのひな)

健康と長寿を願う「重陽の節句」

江戸時代には「後のひな祭り」という風習が生まれました。

これは九月九日の重陽の節句にひな人形を飾り、大人の女性が幸せと長寿の願いをこめるというもの。

虫干しを兼ねて節句人形を再び飾ることで、傷むのを防いで長持ちさせようという知恵もふくまれています。

——-      全日本人形専門店チェーン小雑誌より    ——-

後の雛

「和国の女児、雛遊びをなすこと、古き物語にも出でたり。

上巳の節に拠あるよし、三月の部に注す。

今また九月九日に賞する女児多し。

源氏物語には、尋常にも雛遊びありと見えたれべ場、重陽に翫ばんには、なほさもあるべきか。

俳諧、これを名づけて”後の雛祭”とす。

上巳に対していへるなり」    ———-  滑稽雑談 (正徳三) より

日本の女の子は雛を飾って楽しんで遊ぶことを古い物語にでています。

上巳の節句をとても楽しみ、今九月九日にも雛を慈しみ楽しむ女の子が多いです。

源氏物語にはいつも雛を飾って楽しむと言われ、重陽の節句もまた同じようになさっていたようで。

これを名づけて後の雛まつり」とします。

後の雛祭りも上巳のひな祭りも同じ行事です。

三月三日のひな祭り(上巳の節句)の行事と同じく陰暦九月九日の重陽の節句に飾るおひなさまを後の雛という

 

 

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日本の行事 五節句の祝い

五節句とは季節の節目に当たる日で、一年に五回の節句を祝う

 

  •  一月七日=人日の節句(七草の節句)

新しい年の初め、七草をお粥に仕立てて食し、一年の邪気払いをする。



1月1日は特別の日とされ、
奇数の重なる日を選らばれているが1月だけは7日になっている。

  •  三月三日=上巳の節句(桃の節句)

婦女の節句、室町時代からの供え物に゛桃花酒゛または゛白酒菱餅をお供えします。



貝や魚、山菜など春を楽し具を沢山使ったちらしずし

一対の貝がらだけがぴったりと合う大人になったら、良いご縁が頂けますようにとの願いをこめてはまぐりの潮汁を頂きます。

  •  五月五日=端午の節句(菖蒲の節句)人形のまち岩槻 小木人形 お子様行事の料理

男児の成長を祝う節句

菖蒲には特別な力があると信じられ、五月五日には菖蒲湯に入ったり、菖蒲を屋根に葺いたり、悪いことが起こらないように祈ります。

粽、柏餅を食します。

  •  七月七日=七夕の節句(星まつり)

昔、七月七日は水の神様をお迎えする行事の日でした。

棚機つ女(タナバタツメ)とい呼ばれる女の人が夜通し機を織り、織り上がると神様にお供えをして、病気、災いが無い様にと、お願いをしました。

江戸時代に町の人にも広まり、願い事を短冊に書いて、笹竹につるすようになりました。

  •  九月九日=重陽の節句(菊の節句)

陽の数の「九」が重なることをめでたいとして『重陽』『重九』とも言う。 

中国には「登高」として、野に出て丘に登り、丘の上で、長寿を祈り、菊花を浮かべた『菊の酒』を飲んだ。


邪気を払うためにグミを入れた袋を身につけて、グミの酒を飲む。

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九月九日は重陽の節句 

重陽の節句は無病息災を願う五節句の一つ

陰暦九月九日の節句。陽の数である九が重なることをめでたしとして、「重陽」「重九』という。

そのころは菊の花の盛りでもあるので、菊の節句ともいう。人形のまち岩槻 小木人形 ひな祭りと雛人形の由来と歴史 菊花酒

中国では「登高」と称して、岡などに登り、長寿を祈り菊花を浮かべた菊の酒を飲む。

邪気を祓うためにグミを入れた袋を見につけるととも、グミの酒を飲むともむ言う。

日本においては、宮中で寒菊の宴を催し、菊酒をかわし、臣下に詩歌を作らせた。

民間では、農事に関連した祝いの行事として、九月九日、一九日、二九日を『三九』といい、『みくにちなす』として茄子を食べる地方もある。

また、暖めた酒は、寒さに向かう境目頃にあたる重陽の日に、酒を温めて無病息災をいのったものである。

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