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「雛遊」は大人から子供の遊びへと
都の貴族の大人たちの遊びの雛遊が早いうちに貴族の子供たちへと広まりはじめました。
子供の『ひいなあそび』の習慣と水辺の行事‘巳の日祓い’と一緒になり、3月3日のひな祭りとして定着したのは江戸時代
雛人形は長い時間をかけて女の人が人形によせる心と上巳の祓いとが一体となり形成されたものです。
しだいに雛人形は豪華さを増し、部屋に飾っておくものになり、やがて、武士をはじめ一般庶民にも広まり今に伝わる思い、女の人のいろいろな穢れ・災いの身代わりになる大切の物として人の世のしあわせを願っての3月3日の雛祭りの行事となってゆきました。
持統天皇の五年(691年)には上巳を3月3日としている文献があります。
上巳の節句の始まりです。