今年も元気な子でいて欲しい
羽子板は女の子の初正月としての節句品としての贈り物
つくつく羽根をつく・・・・・ひとつ、ふたつ、みっつ
羽子板は今も昔のように凧・独楽と同じくお正月に形として残しておきたいものです。
- ■ 何歳くらいまで飾るのでしょうか?
- 十三参り・・・十三歳といえばちょうど子供から大人へ変わる時期(自分の生まれ干支が一巡し、もとの干支に戻る節目のとし)を無事に経て、現在では子供から一人前の大人へと変わリ移る日・・・・「成人の日」(おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝い励ます日)までを魔除けとして、後は室内装飾品として飾って頂いてる方が多いようです。
- ■ 納得できる羽子板を考えています。
- 押絵羽子板・・・・綿を布でくるんでふっくらとして厚みと温かな味わいのある羽子板
■ 押絵羽子板の材料 ■
- ■ 胴となる部分の材料
- 衣裳の布地はおもに金襴が使われます。物によっては友禅・刺繍布・鹿の子絞りなどが使われます。
- ■ 頭、手足の材料
- 顔と手足は、白綿を白い絹布でつつんだものを使います。
髪の毛には黒く染めたスガ糸を使います。
- 顔と手足は、白綿を白い絹布でつつんだものを使います。
■ 押絵羽子板制作工程 ■
- 1. 原図の作成
- 下絵を作る作業で、羽子板作りのうちで最も難しいとされています。上から下に行くにつれて細くなる羽子板独特のスペースの中で、題材の人物が生き生きと躍動ある図柄に作る決め手になる所です。
- 2. 型切り
- ボール紙の上に下絵をのせて、竹ヘラで押しながら下絵の線を写し取ります。このときに、組み上げる時に重なり合う糊代の分を考えて線をつけていきます。下絵を写したボール紙は沿って切り取ります。
- 3. 張込み
- 切り取った型紙を、それぞれ使用する布地に張り付けます。
- 4. 裁断
- 布地を型紙の周囲に少し糊代をとって切り取ります。
- 5. くるみ
- ボール紙の上に綿を置き、布地をかぶせます。下側は糊をつけ、コテで熱しながらボール紙と布を接着してゆきます。このとき、下絵をみながら、各部分にどの位の厚みを持たせるかを考えながら、入れる綿の分量を決めていきます。下絵をみただけで押絵師の頭の中には出来上がった羽子板の立体的イメージが描かれているからできる技法です。
- 6. 面相・スガふき
- くるみが終わった顔の部分は、胡粉を何回も塗り、さらにボカシをかけます。最後に面相筆で鼻・目・口を描き表情を作ります。いろいろと表情を描くので熟練の技が必要になります。頭の髪の毛の部分はスガ糸を貼って、髪型を作ります。
- 7. 組み上げ
- 各部分が出来上がったら、下絵に従って各ピースを糊付けして組み上げていきます。まず、頭の部分、胴の部分というように部分ごとに組み上げ、最後に全体像を完成させます。
- 8. 打込み
- 裏絵を描き、バックを張り、柄巻をした板に、組み上げた押絵を取り付けます。取り付けは押絵のまわりに真鋳の釘を打って板にとめます。
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