奥の細道吟行

18項

平成十二年九月八日

岩沼 笠島行

竹駒神社

  鳥語聴く竹駒神社朱の鳥居
  秋蜂のすがりて居りぬ石燈籠
  蝉声の風より重き御神木
  爽涼や一際赤き御神木
  爽やかに風生む句碑の二木の塚
  石狐の押ふ宝珠や涼新た
  宝珠塔止まりて眩し赤蜻蛉
  献納の白馬小馬の瞳のさやか
  秋うらら山門百の鳩翔たす
  山門に座す随臣像秋澄あり
  山門の長き参道秋気満つ
  高々と雅楽起りぬそぞろ寒
  山門の宝珠の彫りや涼新た
  初紅葉日に透け二葉祈り湧く
  神鈴の重き高鳴り秋の昼
  身を正し参拝作法秋うらら

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