京九番親王毛氈平飾り No1023
気品ある衣装は金の屏風の簡単な毛氈親王飾りにしました。
- 金の屏風が雛人形を引き立たせます。
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全体が調和の取れた雛人形は人気の一つです。
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衣装には『桐竹鳳凰麒麟』の文を用いています。
上記の画像に類じた文様を使用しております。
鳳凰 ほうおう
鳳凰は中国の伝説では、名君が出て天下泰平である時に現れる瑞鳥である。日本では飛鳥時代から盛んに使われはじめ、法隆寺玉虫厨子では鳳凰の上に仙人が乗る。
正倉院の宝物にも多数使われ西方の影響も見られる。その後吉祥文様として長く愛好される。桐の木に棲み、竹の実を食べる ことから桐竹鳳凰文が構成された。鳳が雄で凰が雌。
桐竹鳳凰麒麟文様(きりたけほうおうきりんもんよう)
霊長の鳳凰が桐の木に棲み、竹の実を食すとされ、また、霊獣の麒麟 は聖人の出現前に現れ、聖人の出現を告げるものとされる中国の故事 に因んだ吉祥文様である。