雛人形(おひなさま)は母となった私が楽しみにしています

技が生む彩の良さ、質の良さ
雛人形のあれこれ ご存知ですか?
すべての良さで勝負する! 人形の町 岩槻 小木人形

「こんなものが欲しい」という方におすすめします!
「どうしたらよいかしら?」と迷わない為に参考にして下さい。

雛人形を選ぶ際に何にこだわったら良いかしら?

おひなさまだけでなく、すべてのものにこだわって下さい。
持ち物・飾り段・屏風・雪洞・お道具、すべてです。

□雛人形は昔ながらの手作りで、作る人が心こめて作り上げ、表情一つ一つに味わいを感じさせ、温かみのある美しさをかもし出しています。

一つの雛人形を作る場合、数え切れないほどの沢山の作業過程を経て、やっと出来上がります。
ひな人形の製作過程を大きく分けると、頭(カシラ)部分・手足部分・衣裳つけ(胴づくり)部分・小道具(持ち物、冠)部分に分けられ、そして組み立てとなります。

□先ず、お雛さまの顔を見てゆきましょう。

小木人形も初代から生業に励んできた、伝統的な頭・
桐塑頭(とうそかしら)つくりをご紹介いたします。製作に季節・天候に左右されやすく、また現在作る人も少なく、品によっては高価な頭もあります。
作る人の手癖も味の一つで、すべて緻密なものをお好みの方にはお奨めできません。ご理解下さい。


頭づくりは、型ヌキから始まります。桐粉をしょうふ糊で練って、木型にかためて抜きます。木型をつくるのも一仕事です。
型でとった頭は4〜5日天日に干して乾燥させてから、ガラス玉の目を入れ、そのまわりを胡粉(貝殻を焼いて作った白い粉)で塗り固めます。これを目詰といいます。
ガラス玉の裏側には目が描きこまれています。

目詰がすんだら、地塗り盛り上げ中塗り目鼻切りをします。地塗りを2回ほどしたら盛り上げをします。これは顔の左右を揃えて目鼻口をつける仕事です。作る人の個性が一番良く出るところです。その後3回以上中塗りをして、天日でよく乾かしたら、塗り固めた目の上の胡粉を切り除き、鼻と口の形を整えます。
 つぎは、
上塗り磨き。目元に刀で線を入れてから上塗りを数回丁寧に塗り、やわらかい布で磨きをかけます。胡粉塗りは薄く何回も何回も繰り返して丁寧に塗るのがコツで、磨きをかけた時に、その良し悪しがはっきりわかります。 
 磨きが終わったら
面相づくり彩色舌起こし歯付け眉起こし、と顔の表情をつけるこの工程は、頭作りの中で一番緊張する時です。眉を描く時が、人形の頭が決まる瞬間です。筆先ひとつで人形の表情が変わるほど、微妙な技なのです
そして、毛彫り植毛結髪で「頭」は完成です。
まず、毛彫りといって生え際や襟足に刀で溝をつけ、生え際に毛描きをします。次に植毛をしたら「おすべらかし」などに結い上げると出来上がりです。

お顔の捉え方にはいろいろありますが、造形美にこだわった、いわゆるどことなく、人間らしさ、立体感、可愛さなどが表現されるよう、造形師が何度も何度も原型作りに魂を打ち込み、作り上げた一般に「本頭」と呼ばれる頭にも、きっとご満足頂けると思います。筆仕事、彩色などは念の入った仕事です。


□お雛さまの衣裳を見てゆきましょう。
そくたい       からきぬも
束帯姿の男雛、唐衣裳姿の女雛に人形の理想追求の思いを皆様に伝えます。

衣裳付けの多くは、胴づくりともいいます。白襟は絹を使用します。衣裳は部分ごとに一枚ずつ和紙を裏張りして裁断し、各部分別に仕立てて下ごしらえをしておきます。胴の胸元には和紙を貼るところが胴がかりです。胴の底には木板をつけ、安定させ、足金(針金)をさします。脚の部分に紙で包んだパッキングを巻いて肉付け師、足先の部分をつなぎます。これで土台の部分が出来上がりです。






いよいよ衣裳つけです。初めに、白い襟を何枚も重ねてつけます。これは衣裳かけといって、人形の骨格を出すポイントであり、胴がかりの中でも重要な仕事です。つぎに腕金(針金)を通して肉付けをしてから先の方に手をつけます。先ず単をつけ、五衣、表着、唐衣のパーツを着せ付けます。作る人の技が決めての重要な振り付けをし、堂の部分は完成です。
手足は、人形が表現できるもうひとつの顔といわれています。指先き一本にも表情豊かに、繊細につくられているのです。




■飾る時、片付ける時が私は楽なものを選びます。

皆さん飾る前には、収納時の写真を撮っておくことをお願いしていますが、飾る際嬉しい余り収納箱をご確認されない方が多いようです。
そういう場合には、困らないように、親王飾りでしたら問題ないですが、飾り段などですと手順の良さと収納が決め手、軽く、箱入れはそのまま簡単な焼桐のタイプをお奨めいたします。
■三人官女も欲しいです。

今一番人気の商品パターンです。
飾って置く場所は親王飾りのほぼ奥行きは2倍になります。

華やいだ雰囲気いっぱいの赤の本もうせん飾り、昔より人気の素材を今に生かした焼桐仕様の飾り段のご用意をしてございます。

人形とお道具がすべて一緒の収納タイプは重量的には多少かさみます。
当店はおひなさま最優先のしまい方を提案しております。

お道具も飾り段に似合った、こだわりの品でご満足いただけます。